どのリフォーム業者に依頼するとよいのか
リフォーム業者にも得意な事、不得意な事があります。
一口にリフォーム業者といっても種類は様々です。
元々はリフォーム以外を手がけていた業者がこの業界に参入するといったケースもあります。
インテリア業者や設備・機器を取り扱っていた業者、不動産業者、工務店などその前身は様々です。
その為、インテリア業者ならば内装などの交換は得意ですが、大規模なリフォームはあまり得意でないといったケースや、前身が工務店で大規模な工事は得意だけれども、おしゃれな内装の提案は苦手などといったケースもあります。
ただし、全てを総合的におこなうことが出来る業者も増えてきていますので、必ずしも前身にこだわる必要があるわけではありません。
リフォーム業者の種類
工事依頼先は数種類あります。
規模や目的応じて選択する必要があります。
総合リフォーム業者 | 大規模な工事は設計から工事まで総合的に実施できる業者に依頼します。
費用が500万円以上の大規模なリフォームには建設業許可が必要であり、工務店や建設業者はこれを有しています。 |
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専門業者 | 外壁の塗り替えや、キッチンやバスの交換など工事場所が限定されるリフォームは、その工事を専門でおこなっている業者に依頼します。
費用も手ごろなので、人気があります。 |
設計事務所 | 間取りの変更などのリフォームで、デザインやアイデアを期待したいのならば設計事務所に依頼するのも良いでしょう。
経験豊富な建築家ならば、素人では思いつかないアイデアを提案してもらえるでしょう。 |
「リフォーム瑕疵保険」に業者が入っているかも選択基準になります。
これは欠陥が見つかった場合、修理費用を保険で負担するもので、加入するには保険会社の審査が必要になります。
加入は義務ではありませんが、目安にすると良いでしょう。
業者の選び方
依頼する業者の種類が決定したら、できるかぎり多くの資料を集めます。
業者には、コストを抑えるのが得意だったり、おしゃれな空間をつくるのが得意だといった具合に特徴があります。
どのようにリフォームしたいかを良くイメージして、そのイメージに合致する業者を数社選びましょう。
見積もりは出来る限り詳しく出してもらいます。
○○一式などとまとめられているのは良くない業者です。
小規模な工事でも必ず詳細な見積もりを要求しましょう。
またリフォームには現在の状況調査が欠かせません。
調査には時間が掛かるのが当然なので、少し見ただけで終了してしまう業者も要注意です。
建設業許可を持っているかも確認した方が良いでしょう。
費用が500万円以下の工事は許可が無くても施工できますが、許可は一定の条件を満たしていなければ取得できないので、持っている業者に依頼した方が安心できます。
打ち合わせを行う担当者の人柄も選定ポイントです。
担当者によってリフォームのできは左右されます。
マナーが悪かったり、しきりに契約を勧める担当者がいる業者は注意した方がよいでしょう。
良く話しをして、この人のいる会社なら信用できると思った業者を選びましょう。
また業者の事務所に行ってみるのも良いでしょう。
事務所の雰囲気で業者の良し悪しがわかります。
雰囲気の良い業者は仕事の取り組み方も良いと思われるので、リフォームに良い影響を与えてくれます。
(2018年2月集計)