リフォームの費用はどれくらい?
リフォームは騙されたというケースが多い
家を新築するとコストが高いですよね。
建て直すには2000万円、3000万円もの費用が必要です。
その為、家が古くなったと感じたとき、新築をする人とリフォームをする人を比較するとリフォームする人の方が多くなっています。
新築と比べてリフォームの方が費用が安いので当然ともいえるのですが、近年の不況と先行きの不安感から、長期ローンが必須な新築家屋の取得に手が出せないのが現状でしょう。
リフォームの費用は新築よりも安い。
ですが、それでも数百万円もの大金が必要です。
だから、少しでも安くしたいと思うのが普通です。
中にはそんな心理に付け込んでくるリフォーム業者もいます。
相場よりも安い費用を提示して工事を請け負い、普通ならばリフォームに使用しないような安い材料を使ったり、手抜き工事をします。
工事が終わった後も、新しく不具合が見つかったとして追加工事の契約を迫るケースもあります。
「我が家は大丈夫」
そう思っていても、残念ながら騙されたというケースが後を絶たないのです。
住宅リフォーム・紛争処理支援センターによると、2015年のリフォームトラブルの相談が6000件以上あったそうです。
(参考:https://www.chord.or.jp/tokei/pdf/soudan_web2016.pdf)
安いからと安易に決めないで、冷静な判断が必要です。
また、リフォームの費用は安ければいいというものではありません。
リフォーム材はかけられる費用が多いほど機能が良かったり耐久度が高く長持ちしたりします。
必ずしも高級な方が良いわけではありませんが、ある程度良いものを選んだ方が、その後の満足度も高くなります。
リフォームは完成直後の満足度も大切です。
ですが、その後2年度、3年後、5年後と住み続けていくのですから、2年度、3年後、5年後も満足できるように計画することも大事です。
「悪い業者に騙されない」
「2年度、3年後、5年後も満足できるように計画する」
その為には「リフォームの費用と相場」と「適切な知識」を把握しておくことが重要です。
ほんとうに安い費用で工事をしてくれる善良なリフォーム業者もあるかもしれません。
相場以下の費用でも満足できるリフォームを行う方法もあるかもしれません。
ですが、目安の金額として知っているのと知らないのでは大きな差があります。
また、知識が無いと相手のウソを見抜くことができません。
このサイトでは「リフォームの費用と相場」について記載しています。
その他に、「リフォームの基礎知識」などもありますので、参考にしてください。
リフォームの費用はどれくらい?
システムキッチンの費用と相場
ユニットバスの費用と相場
トイレの費用と相場
床のリフォームの費用と相場
部屋壁のリフォームの費用と相場
外壁リフォームの費用と相場
Contents.
(1)リフォームの費用と相場
「リフォームはいくらでできるのか」
ほとんどの人が最初に思うことです。
そこで、ここではリフォームに必要な、おおまかな金額を紹介しています。
使用した材料や機材で費用相場は大きく変動しますが、一般的な工事をした場合の金額を掲載しています。
リフォームに興味を持っていて、金額を知りたいという場合などに参考にしてください。
●主な記事
キッチンのリフォーム費用と相場(交換・移動・間取り変更)
リフォームをしようと思うきっかけの一つが、キッチンです。
長年住んでいると建物全体が痛んできますが、いつも使っているキッチンは特に汚れや劣化を感じます。
キッチンを新しくキレイにしたい。もっと使いやすいものが欲しいという気持ちが膨らんでいき、もっと規模の大きいリフォームもやろうというケースが多いです。
ここでは、そんなキッチンのリフォームに必要な費用について紹介します。
浴室(ユニットバス)のリフォーム費用と相場
浴槽も重要なリフォームポイントです。
日本人にとってお風呂は、一日の疲れを取る憩いのスペースとして無くてはならないものです。
しかし長年使っていると、壁にヒビ割れができたり、汚れが目立ってきたりなどで補修が必要になります。
また湯船を大きくしたいと感じることもあります。
逆に湯船が大きすぎて水道代やガス料金がかかるので、小さくしたいというケースもあるでしょう。
そこで思い切って、浴室全体をリフォームすることが考えられます。
浴室のリフォームには方法がいくつかありますが、ここではユニットバスを利用した場合の費用について紹介します。
床のリフォーム費用と相場(張替え・変更)
ほとんどの日本の家屋は靴を脱いで生活するようにできています。
その為、床は肌で直接触れることになります。
靴下をはかずに裸足でいる人も多いでしょう。
だからこそ、床の素材選びが重要になります。
フローリング・畳・絨毯など種類はさまざまです。
その中から生活スタイルに合わせて選択します。
ですが長年住んでいると、畳が恋しくなったり、部屋の雰囲気を変えるためにフローリングにしたりと床のリフォームをするケースがあります。
ここでは床の張替えに必要な費用について説明しています。
部屋の壁のリフォーム費用と相場(変更・間仕切り設置・撤去)
子供が増えたり、大人になって独立したりなどで家族の人数が年とともに増減します。
すると部屋が足りなくなったり、余ったりします。
足りなくなったら部屋を作る必要があります。
その際に部屋を区切ることで増やすことが考えられます。
また余っている部屋の壁を撤去して広くする場合もあります。
このように、壁で部屋数を調整するリフォームも良く行われます。
ここでは部屋の壁のリフォームに必要な費用を説明しています。
外壁のリフォーム費用と相場(塗り替え・サイディング変更)
家の外壁は風雨にさらされているので、劣化が激しい箇所です。
その為壁に塗料を塗ることで、劣化を防いでいます。
ですが塗料には耐久年度があり、年々効果が減少していきます。
ですので、定期的に塗りなおす必要があります。
また、外壁の種類をサイディングという板状の壁材に変更するリフォームも人気があります。
ここでは、それらに必要な費用について説明しています。
リフォームの坪単価の相場
リフォームで費用を考える際に、坪単価を指標にするケースがあります。
そこでリフォーム事例を調べ、坪数ごとの平均単価を計算しました。
一戸建てとマンションを分けて算出しています。
リフォームの見積もり
ここではリフォームの見積もりについて説明しています。
リフォームは見積もりの仕方で成功するか失敗するか決まります。
一番いけないのが、業者任せにしてしまうことです。
しっかり確認することはもちろんですが、複数の業者から見積もりをもらって比較することも重要です。
(2)リフォームの基礎知識
リフォームをするにあたって、知っておいたほうがよい基礎知識です。
簡単な内容ですので、ご参照ください。
リフォームで騙されない為にやるべき事は?
騙されてしまう人は、相手の言うことを信じやすいという特徴があります。
ですが、疑っていても相手の話術などで最終的に騙されてしまうケースもあります。
だからと言って全てを拒絶していたら、リフォームができません。
ではどうすればいいのか?
それは客観的な視点を持つことです。
具体的には、相手の言うことが自分にとっていいのか悪いのかで判断するのではなく、他と比較していいのか悪いのか判断します。
(もちろん、相手の言っている事があなたの求めている内容と合致しているのが前提です)
その為には、多くのリフォーム会社に家を調査してもらいます。
各々の会社の言うことは微妙に異なるかもしれません。
ですが大筋では同じはずです。
そこで他とは全く異なる提案、例えば
「このまま放っておくと雨漏りするので、ついでに工事しましょう」や、
「地盤が弱いので補強しましょう」
などと言ってきたら、要注意です。
他の業者に確認する必要があります。
そうすることで、本当の事を知ることができます。
さらに費用の比較も重要です。
リフォーム会社に見積もりをしてもらう前に、相見積もりをしていることを伝えておきます。
嫌がる業者もいますが、その業者がいい業者か悪い業者かを判断するには相見積もりしかありません。(信用できる知り合いが勧めてくれた場合は別です)
その業者にこだわる理由がないなら、縁が無かったとして断りましょう。
見積もりが提出されたら、費用の比較です。
ですが単純に安いか高いかで決めることはできません。
安い材料を使っていれば工事費用は安く、高い材料を使っているならば高くなるからです。
安い材料でも問題ないなら、高い材料で見積もりを出してきた会社に再見積もりをしてもらうのも良いでしょう。
ただ気をつけないといけないのは、何度も見積もりをお願いしているとリフォーム会社が手を引いてしまう可能性があります。見積もりを作る作業もお金がかかりますので、工事依頼まで行く見込みが無いお客を相手にしていられないからです。ほどほどが肝心です。
このようにして、あなたが求めるリフォーム内容に合った見積もりがもらえたら、そこで費用が安い会社を選ぶのです。但し、安すぎるのも要注意。材料費は削れないので職人さんのお給料が削られているかもしれません。それはやる気に直結しますので、見えないところで手抜きをするかもしれないからです。
このようにすることで、業者のいいなりに高い費用を払う危険を回避することができます。
相見積もりは、とても手間がかかる作業です。
リフォーム業者に、「うまくやっておいて」と全て任せてしまう方が楽です。
ですが任せた結果、後で不満が残ったり、手抜き工事の被害に会うケースが後を絶たないのです。
リフォームで失敗したくない後悔したくない人は、相見積もりを強くおすすめします。
一押し体験談
初めてのリフォームは誰でも不安を抱えているもの。
そのため、リフォームを実際に体験した人の話は貴重な情報に他なりません。
ですが記事になったものはその媒体の思惑に沿って編集されたものがほとんど。
生の声かと言うと、少し違います。
そこで当サイトでは、リフォームを体験した人に直接アンケートをしてそのまま掲載をすることにしました。
(誤字脱字・不適切な表現等は修正しています)
さらにリ体験を踏まえて、これからリフォームをする人へのアドバイスも頂きました。
リフォームするか迷っている人、不安な人など参考にしてください。
先輩リフォーム経験者からのアドバイスと体験談
リフォーム体験談集から一部をご紹介します!
トイレ、お風呂、キッチン、リビングを120万円の費用をかけてリフォーム。
結婚を機に二世帯で住む為、将来性を考えました。
低コストで安心、安全なリフォームというキャッチフレーズを見て、無名の小さな工務店にお願いしました。
1階は骨組みだけ残して再設計。2階は内装の改修。費用は1000万円。
地元工務店とリフォーム専門会社の二社に絞り見積もりをしました。
業者も大変ですが施主も大変だと痛感しました。
義理の親の紹介で費用を700万掛けて中規模リフォーム。
1階は数部屋を壊し、玄関と水回りも新しく。2階も大幅に改良。
ただ見積もりが曖昧だったのか、工事が3か月遅れるばかりか追加費用がかかってしまった。
外壁の劣化が気になっていたので費用38万円で外壁塗装。
外壁だけのつもりが雨どいなどほとんどの箇所をやることに…
あれから5年経過しますが、あの時の作業が丁寧だったせいか、まったく劣化がありません。
(2019年9月集計)
- (2018/02/15)LIFULL HOME’Sリフォームを更新しました
- (2017/09/15)実家の気になる箇所をまとめてリフォーム!を更新しました
- (2017/04/19)先祖代々住んでいる家をリフォームしましたを更新しました
- (2017/02/27)床リフォームなら色選びに注意?雰囲気の違いについてを更新しました
- (2017/02/27)一般的なフローリング床の寿命とは?床リフォームのタイミングを更新しました